二十四節気の『立冬』とは?2022年はいつ?どう過ごしたらいい?

二十四節気

古代中国でつくられた季節区分法が『二十四節気』です。
1年間の気候の推移を知るための定められたものです。
1年間の太陽の位置を24等分し、その区分となる日に天候や自然と変化をわかりやすく表す名前を付けられたものです。
中国古代文明の発祥地である黄河流域地方の季節をもとに作られたそうです。
その二十四節気の中の19番目の節気である『立冬(りっとう)』についてわかりやすく説明します。

 

 

二十四節気の『立冬』とは、いつ頃?

『立冬』は前述の通り二十四節気の19番目の節気です。
太陽黄経二百二十五度の点を通過する時をいいます。
新暦の十一月八日ごろ。
『立冬』は、冬のはじまりです。
日は日増しに短くなり、冷たい雨が降る季節です。

 

二十四席の『立冬』2022年はいつ?

2022年の二十四節気『立冬』は、11月7日(月)19時45分(中央標準時)
※中央標準時とは、日本で用いられる標準時

二十四節気の『立冬』ってどんな時期?

太陽の光が日ごとに弱くなり、朝夕の冷え込みに冬を感じられる頃。
『立冬』は、これから冬に入るはじめの節で、この頃は陽の光もいちだんと弱く、日も短くなり、
初雪など、冬の気配がうかがえる頃です。
冬の季節風が吹き始めるのもこの頃。
時雨の季節でもあり、山茶花が咲き始めます。
カエデ(もみじ)は寒さが深まるにつれ赤く色づきます。

二十四節気の『立冬』の過ごし方

寒さが深まるこの時期は、一段と美味しさの増す
鍋料理で身体を中から温め、防寒対策をとりましょう。
十一月七日は『鍋の日』。
「一(い)一(い)七(なべ)」で鍋の日だそうです。

 

二十四節気『立冬』、旬の食べ物

牡蠣  この頃からおいしくなり始めます。「牡蠣を食うのも花見まで」と言われます。
大根 日本人の食生活に欠かせない冬野菜、古くは古代エジプト、古代ギリシャでも食される。
ブロッコリー 最も美味しい旬の時期は晩秋の11月頃から冬3月頃です。
人参 金時人参はお正月の御節需要が非常に多く、出荷は11月から春先に集中しています。
レンコン 旬は収穫が始まる秋から冬にかけて。正月のおせち料理で最も需要が多い。
サツマイモ 昨今は一年中出回っておりますが、晩秋のサツマイモは特に美味しさを増す。
 収穫は春と秋にされます。寒い時期は、一段と甘みを増します。アブラナ科の一種。
柿 10~11月の実はしっかり熟し、甘みが増します。利尿作用、二日酔いにも効果ありと。
ほうれん草 冬野菜の中でも特に栄養のある野菜。冬のほうれん草は、ビタミンCが豊富。

二十四節気『立冬』、日本の行事

季節ごとに日本にはたくさんの習わし、行事があります。
「立冬」の時期の行事をご紹介します。

七五三

国民的年中行事であり、家族、親族にとっての通過儀礼として行われます。
毎年十一月十五日を中心として、三、五、七歳の男女児を連れて氏神や大社などに参拝する風習。
千歳飴を食べて長生きを願いお祝いをします。

十六団子の日

農家の人たちは、豊作を願って十六個の団子を神様にお供えするそうです。

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