二十四節気の『霜降』とは?2022年はいつ?どう過ごしたらいい?

二十四節気

古代中国でつくられた季節区分法が『二十四節気』です。
1年間の気候の推移を知るための定められたものです。
1年間の太陽の位置を24等分し、その区分となる日に天候や自然と変化をわかりやすく表す名前を付けられたものです。
中国古代文明の発祥地である黄河流域地方の季節をもとに作られたそうです。
その二十四節気の中の18番目の節気である『霜降(そうこう)』についてわかりやすく説明します。

 

 

二十四節気の『霜降』とは、いつ頃?

『霜降』は前述の通り二十四節気の18番目の節気です。
太陽黄経二百十度、新暦の十月二十四日ごろ。
季節でいうと、秋の終わりの時期。
『霜降』とは、晩秋の霜が降りる頃。
冬の到来を感じる頃です。

二十四席の『霜降』2022年はいつ?

2022年の二十四節気『霜降』は、10月23日(日)19時36分(中央標準時)
※中央標準時とは、日本で用いられる標準時

二十四節気の『霜降』ってどんな時期?

『霜降』は、秋の終わり、霜が降りる頃という意味です。
初霜が降りる頃です。
地表の温度が零度以下になると、霜が降りやすくなります。
紅葉はますます色鮮やかになっていきます。
夜の時間が日増しに長くなっていきます。
また、イチョウ並木が黄色に色づく頃です。
イチョウはの木にはオスとメスがあり、銀杏(ギンナン)の実はメスの木になります。
銀杏(ギンナン)茶碗蒸しに入れるとおいしいですね。

二十四節気の『霜降』の過ごし方

田畑を持つ家庭や、ガーデニングを楽しむ家庭でも、予想最低気温が三度前後とされる日は、霜対策を講じると安心です。
朝晩の冷気を吸い込んだり、気象の変化で呼吸器・肺に負担のかかりやすい時期です。
運動で背筋を強化したり、乾布摩擦をするのもお勧めです。

二十四節気『霜降』、旬の食べ物

鮭 鮭は輸入物が多いですが、「秋鮭」と呼ばれるのは、日本の白鮭です。
かわはぎ 刺身は河豚にも勝る美味しさ、肝が肥える秋から冬がもっともおいしい季節。
クエ 脂がのる秋から冬が旬の魚、「クエトロ」と呼ばれる腹部分は絶品。
牡蠣 真牡蠣は晩秋から冬、岩牡蠣は夏に旬を迎えます。
サツマイモ 昨今は一年中出回っておりますが、晩秋のサツマイモは特に美味しさを増す。
 10~11月の実はしっかり熟し、甘みが増します。利尿作用、二日酔いにも効果ありと。
白菜 霜が当たると繊維が柔らかくなり、風味を増すため朝晩の冷え込みが増すこの時期が旬。
大根 日本人の食生活に欠かせない冬野菜、古くは古代エジプト、古代ギリシャでも食される。
銀杏  ねっとり食感、ビタミンやカリウムなどを含むため、韓国では薬膳料理にも使われる。

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